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特定技能2号の取得要件と申請手続きを解説【2022年4月現在】

2022年4月13日に、中国国籍の男性が日本で初めて「特定技能2号」の在留資格 (ビザ) を取得しました。

本記事では、今後増えていくことが予想できる特定技能2号について、現在公表されている情報や申請手続きについて簡単に紹介します。

特定技能2号とは

特定技能2号とは、現在既に5万人以上いる「特定技能1号」とともに施行されたビザです。

一定の技能基準を満たした外国人に対して取得が認められているビザで、必ずしも「特定技能1号」を経る必要は無く、要件を満たせば、他のビザから特定技能2号ビザの取得をすることもできます。

また、特定技能2号になると、「実質無制限の在留期間」や「家族の呼び寄せ」が認められるため、特定技能1号よりもメリットの大きいビザです。

「特定技能2号」の取得ができる2分野と要件

特定技能2号ビザの取得が認められているのは、特定技能14分野の中でも「建設業」と「造船・舶用工業」の2分野だけです。

ただし、将来的には14分野全てで認められる可能性もあります。

それでは、公表されている2分野で特定技能2号ビザを取得するための要件を、それぞれ見ていきましょう。

建設業の要件

〇試験要件

・建設分野特定技能2号評価試験の合格または技能検定1級の合格 (職種ごとに必要)

〇実務要件

・建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し,工程を管理する者(班長)としての実務経験 (書類で証明)

※建設分野特定技能2号評価試験は、まだ開始されていません。

ちなみに、今回初めて特定技能2号を取得した方は、「技能検定1級」に合格したと想像できます。

造船・舶用工業の要件

〇技能要件

・造船・舶用工業分野特定技能2号評価試験 (溶接)の合格

※造船・舶用工業では、現在のところ「溶接」のみで特定技能2号の取得可能

〇実務要件

複数の作業員を指揮・命令・管理する監督者としての実務経験 (書類で証明)

※造船・舶用工業分野特定技能2号評価試験 (溶接)は、まだ開始されていません。

特定技能2号を取得するための必要書類一覧

「国内にいる人材」と「海外にいる人材」それぞれの場合の必要書類を紹介します。

「特定技能2号」の申請必要書類 (国内にいる人材)

特定技能2号ビザを取得したい国内人材については、在留資格変更 (ビザ変更)の手続きが必要となります。

変更手続きに必要な書類は、「コチラ」よりダウンロードできます。

「特定技能2号」の申請必要書類 (海外にいる人材)

特定技能2号ビザを取得したい海外にいる人材については、在留資格認定証明書 (ビザ)の取得手続きが必要となります。

在留資格認定証明書の取得に必要な書類は、「コチラ」よりダウンロードできます。

まとめ : 特定技能2号取得のハードルは高い

特定技能2号ビザを取得するための要件は、とても厳しいため直ぐに申請することは難しいでしょう。

まずは特定技能1号ビザを取得して、特定技能2号取得のための試験合格を目指すのが現実路線と言えます。